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リコー電子デバイスが電源ICレイアウト設計にPulsic社Animateを採用

実データを用いたセル作成レイアウト設計評価において40%の工数削減を実現

サンノゼ、カリフォルニア発:英 Pulsic Limited(本社:英国ブリストル、CEO:Mark Williams、以下Pulsic社)とリコー電子デバイス株式会社(本社:大阪府、社長:田路 悟、以下リコー電子デバイス)はリコー電子デバイスがPulsic社の自動レイアウト生成ツールAnimateを電源IC設計に適用したことを発表いたします。

リコー電子デバイスでは、2013年よりレイアウト業務の組織を専任化し、2015年までにCADによる工数半減を実現する技術の確立を目指し取り組んできました。2014年6月にPulsic社が発表したトランジスタレベルのレイアウト生成ツールAnimate™の開発に早くから参加し、この度、採用に至りました。

リコー電子デバイスの電源ICレイアウトでは、レイアウト工程(TOPフロアプラン・セルの作成・TOP配線)の中で 「セルの作成」の工数が50%~80%を占めており、Animateを使用し、この工程の効率改善を優先的に進めてきました。「セルの作成」の効率化では、アナログ素子のグルーピングや配置、配線の自動化を追求してきましたが、Animateは配置と配線を同時に行うため、素子の配置が配線を考慮して行われます。また、特に配置のための基本的なノウハウが優れており、少しの制約を設定するだけで設計者が所望するレイアウトを生成することができました。アナログレイアウトでは特性を考慮しながら、いかに効率よく設計を進めていくかがTAT短縮およびコスト削減に効いてきます。Animateは設計者の緻密な要求を満たす唯一の自動レイアウトツールです。
アナログ・カスタムレイアウトにおいて、従来の自動ツールでは制約の設定などに多くの時間を費やしても実用的なレイアウト結果を得ることが難しく、この分野において自動ツールの導入は敬遠されがちでした。Pulsic社はトランジスタレベルのレイアウト向けに特許出願中であるPolyMorphic Layout Technologyという全く新しいアプローチを開発しました。この新しい技術を有したAnimateはシンプルかつ簡単に使用でき、複数のレイアウト結果を配置と配線を同時に処理するアルゴリズムで生成します。Animateは回路図を解析することで制約を自動的に抽出するため制約設定に多くの時間を費やす必要がありません。また、必要に応じて簡単に制約を編集することができ、素早く指定に従った新しいレイアウト結果を得ることができます。

「リコー電子デバイスでは高付加価値電源ICを中心としたアナログ半導体製品を展開しており、レイアウトにおいても特に特性面と省面積性を重視したフルカスタム設計を行っております。ただしその反面、レイアウト設計には多大な工数がかかることが従来の課題でした。このためAnimateを詳細に評価し、電源ICの緻密なレイアウト品質を守った上で、セル作成で40%の工数が削減できることが分かりました。Animateは我々の設計者が細かいポイントで評価吟味し、採用クライテリアをクリアした唯一の自動ツールとなります。設計者の手間の少なさや運用面を考えても実用的であり今回の採用に至りました。今後、Pulsic様と共に更なる改良を進めることにより50%の工数削減が可能になると考えます。アナログEDAの発展という点から見ても優れた技術だと感じており、Pulsic 様には今後ともよりスマートな機能を目指し、改良を続けていただくことを期待しています。」と、リコー電子デバイス設計技術部シニアスペシャリストの室田俊也氏は語っています。

Pulsic社 co-founder and VP Japan 佐藤文明のコメント
「優れたお客様と共に製品開発ができることは常に我々の喜びです。Animateは複数のレイアウト候補を提供し、そこから設計の要求に合わせてレイアウトを絞り込んで最適な結果を得ることができる今までにない全く新しいアナログレイアウト設計ソリューションです。今後もリコー電子デバイス様と共に製品開発を進め、常により大きな課題にチャレンジし成果を出し続けていくことを楽しみにしております。」

Pulsic社について
Pulsic社は最先端ノードでの極端な設計上の課題・要求を満たしたレイアウト設計・プランニング設計ソリューションを提供するEDAベンダーです。多くの大手半導体企業がPulsic社の高度なソリューションを使用し、レイアウトの自動化を通じて設計生産性の大幅な向上を実現しております。
また、Pulsic社のテクノロジーは既存の設計フロー上でマニュアル設計もしくは他のEDAソフトウェア·ソリューションよりも高速かつ効率的に高品質な結果を提供します。 Pulsic社は世界のIDMやファブレスのメモリー、FPGA、カスタム·デジタル、LCD、イメージングおよびAMSの市場で¬数多くの成功実績、テープアウト実績を提供してきました。
詳細に関してはhttp://www.pulsic.comをご覧ください。
本件に関するお問い合わせは下記にお願いいたします。

パルシックジャパンリミテッド 技術部 岩崎 功
〒104-0041 東京都中央区新富2-14-6 ONZE1852ビル 7階
Tel:03-3553-3061
E-Mail: info.jp@pulsic.com
以上

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